レスポール
秋の夜長には湿っぽい艶やかなトーンが最高ですね。
魅力
見た目、出力の強さ、サスティーンの良さ、柔らかい音色、などなど…。
LP(レスポール)に取り憑かれている人は多々いらっしゃると思いますが、決め手は人それぞれでしょうね。
もちろんネガテイブだと思われやすいポイントだって少なからずあるんですけど、それらを差し引いても魅力の方が勝るって事なんでしょう。
ポットやアンプ
表現力に乏しいと思われがちですが、ボリュームポット・トーンポットを少し絞る状態に変えていくだけでも、フルテンオンリーに比べれば表情が豊かなものになります。
しかし、音楽ジャンル的にそぐわない事もあるでしょうし、どう頑張ってもシングルコイルに比べるとピッキングニュアンスは出づらいです。
そこでハムバッカーでも強弱を活かせる方法の1つに、アンプを弱クランチにすれば可能です。弱く弾けばクリーン、強く弾けば軽いドライブサウンドになるという具合です。これは、LPに限らずハム搭載機種に当てはめることができると思います。
お決まりの組み合わせ
ベタベタですが、やはりレスポールにはマーシャル。歪みなら鬼に金棒。
社会人になってから皆無だったスタジオへ行き、久方ぶりに爆音出してきましたがかなりストレス解消になりました(笑)
月イチでも良いから行き続けようかと企んでます。週末オンリーの個人練なので、交通費入れて2時間でも1500円でお釣りがきます。
と、話が逸れましたが…
アンプ直結だけでも十二分に堪能出来ました。
やっぱりドンシャリ感は否めませんが(笑)
いかにこもらせる事なく中音域を出すかを肝にしてます。この時のアンプイコライジングは気づけば、トラブル・ミドル・ベース全てが10時くらいで収まっててバランスが取れてた気がします。
ギターとアンプの相性が良かったのかなと思いました。
しかし、この時は58ではなくゴールドトップの54だったんですけどね(^^;
次は58の方を持っていてみようかと思ってます。
ヘッドインレイ
これまた、初のゴールドトップを所有してから知りました。
ギブソンロゴのインレイに色の違いあったとは気がつきませんでした。
↓58レスポールのヘッド
↓54レスポールのヘッド
58の方はフィニッシュ仕様としてはV.O.S.(Vintage Original Spec)で塗装面は半艶でメタリックパーツは曇ったり霞んでます。ネジも表面上サビも入ってたりします。
かたや54はVintage Glossで段階的にはテカテカのグロスと、前述したV.O.S.である半艶消しとの中間に位置し、よりメタリックパーツのキラキラ度合いが増した感じになっています。
ちなみにですけど、ゴールドのヘッドインレイの方が個人的に好みです。
キャビティ
折角なので、ポットキャビティも公開します。
↓58レスポール
↓54レスポール
あくまで主観ですが、58の方がぱっと見綺麗だなって印象を持ちました。特にコンデンサの向きが揃っているので。54は何となくとっ散らかってる気がしてなりません~_~;
張り紙も貼ったまま…
ピックアップ
よく目にすることの多い言葉、 P.A.F.
見えないとこの再現もされていて、裏にはその "PATENT APPLIED FOR" のステッカー。もちろんホンモノではなく、ギブソン純正のレプリカです。
そしてピックアップは気にせずこの個体を選んでしまった為に、バーストバッカーなのかそれともそれ以外なのか、何が搭載されているのかは今となっては藪の中。
こもりのないハッキリとした出音なんで個人的に気に入っているので、どういうものが載っていようが気にしませんが(笑)
ちなみに、54はお決まりの石鹸(ソープバー)。
ちゃんとステッカーにも "P90 Soapbar" と記されています。
クリーンではシングルコイルらしく歯切れよく、ドライブさせるとハムバッカーさながらな太めで粘っこい音が出るオイシイピックアップかと。
流行り廃りではなく、単にこのピックアップが自分としては理想的でいて弾いていて楽しいです。当然、シングルコイルなのでノイジーですけどね。
文字が多くなってしまったのでこの辺で。
それでは〜(・ω・)ノ