ストラトのリアトーン
ここのところ、毎週末悪天候が続いていて困ったものです…
そういう時に限って出かけなきゃいけない用事があり上手くいかないものですf^_^;
今回はストラトの配線変更について書こうと思います。
お気に入り配線
2本持ってるんですが両方とも同じ配線にしてあります。
所持してるストラトに慣れてしまってるせいで試奏の時に混乱してしまう自分がいます(笑)
フロント、フロントとセンターのミックス、センターの3ポジションをよく使い回すので、フロントとセンターのトーンを一括にしています。そしてもう一つのトーンポットでリア単独で効かせるようにしています。
またポットごとにコンデンサを分けているので、センターとリアのミックスは両方のトーンを効かせられるので可変幅が大きいです。
現時点でお気に入りの配線なので、もしストラトを買うことがあればとりあえずこの配線に変えると思います。
リアにトーンはやはり必須かなと。
そうする事でリアも使い道が出てくるので、本当に多彩なサウンドを楽しめるようになると個人的に思います。
他にもやってみたいことはあるんですが、今すぐにってわけではないのでタイミングがきたらで良いかなと(^^;
そんな気持ちも盛り上がらないほど、実用性のある配線だと思ってます。
グッジョブ、カスタムショップ
↑これをお手本にしました。(別記事併用)
69 strat journeyman の配線を参考に、すでに持っていたもう一本のストラトに応用させたんですけどね。
この69ストラトはフロントとセンターが同じシリーズのピックアップで、リアだけ別シリーズだったのでそういう配線になっていたんでしょう。
しかもコンデンサもトーンポットごとに付けられてました。
スイッチ端子
オーソドックスなストラトの配線(手前のトーンノブがフロントトーンで1番奥がセンタートーン)から変更する場合、トーンポットを通ってきたホット線を少し手を加えるだけでもリアにトーンを効かせられるようになります。
※ホット線はポットの真ん中の端子です。いわゆるOUTPUTとか出力線です。
上の写真でいうと、ピンク色のコンデンサ(サンガモ)がフロントトーンのホット線そのものなんですが、スイッチ端子に繋いであるんですけど2つの端子にまたがって付けてあるのが分かるでしょうか?(分かりづらくてスイマセン…)
写真で見て1番手前の端子がフロントピックアップに、2番目の端子がセンターピックアップに繋がってます。そこを同じ線で繋げることによりフロントとセンターが共通のトーンを効かせられるようになります。
表から見て下側トーンポットのホット線を、スイッチ3番目の端子に繋げばリアに効くようになります。
手順としては、
- センタートーンから伸びるホット線をスイッチ端子から外す
- フロントトーンのホット線をスイッチ端子から外す
- フロントトーンのホット線の先端の芯線部分を1cm程度長くする(回りのビニールを剥く)
- フロントトーンのホット線を1番目と2番目に半田付けする
- センタートーンのホット線を3番目の端子に半田付けする
これでフロント・センター共通トーンとリア単独トーンとなります。
コンデンサを2つに
大半の標準的なストラトは1つのコンデンサで2つのトーンポットを賄ってるかと思います。
配線方法としては下側トーンポットのホット端子と上側トーンのコールド端子(右側端子)がコンデンサの脚か配線材で繋がれてるかと思います。
その線を取り外して、下側トーンにも別のコンデンサを施せば上側トーンとは別の回路が作れます。
ストラトを持ってて半田付けが出来る環境だと、弾く楽しみと同等かそれ以上に配線いじりが楽しくなったりしますからね(笑)
オススメのコンデンサ
ちなみにこちらが69ストラト。
コンデンサのみの交換で済んでます。
フロント・センター用に付けたコンデンサのBLUE MOLDED 0.047μF 100VDC がすごくいい音で堪らないです。
どうやらヴィンテージのジャズベやツイードアンプに使われてたコンデンサと同じらしく、コシのある音に変わったような気がします。
バンブルビーやブラックビューティーほど高くないので試してみてはいかがでしょう。
それでは〜(・ω・)ノ
キャパシタ(コンデンサ)について
ドロ沼の世界
先日キャパシタを付け替えたのでその話題を。
出音に影響のあると言われがちなハード面のファクターをバッと挙げてみます。
と、実際に違いを感じれるかどうか分からないものもありますがこんな所だと思います。
自然の産物木材を使ってる時点で、1つとして絶対に同じ音が出るギターがあるはずないと最近改めて悟りを開いた感じなんです(^^;)
で、その違いを感じにくいとされてるキャパシタやポットについてです。
例えば、Aのギターでこれ付けてこうなったとしても、Bのギターに同じものを付けると方向性は近づいても、細かいニュアンスが微妙に違ったりします。
替えてみたい、付けてみたい、と気になったら電装系はとりあえず試してみるのが1番近道です。
カスタマイズ
絶対にこうだという正解がないのもまた面白い所だと思います。
自分の物だし自業自得だしで、楽しみながら模索するもんだと思ってます。(笑)
ハムバッカーには500k抵抗値のポットに0.022μF(マイクロファラド)のキャパシタ、っていうのは一般論というか相場なだけであって、こうしなきゃいけないってものではないです。
逆にシングルコイルピックアップは、250k抵抗値ポットに0.047μFのキャパシタじゃなくてもいいってことです。
それらを応用させれば、抜けさせたいとかコモらせたいとかを、自分好みに味付けできる部分でもあります。
例えばリアがキンキン痛いなと思えば、ポットの抵抗値を下げたり、キャパシタの耐圧下げるとか容量を上げるとかすればコモったり勢いを落とす感じになります。
反対に抜けさせたければ、ポットの抵抗値を上げたり、キャパシタの耐圧高めにしたり容量下げたりすると抜ける方向です。
具体例
具体的に例を…
アンバランスピックアップなテレキャスカスタムは、フロントは太くて音量でかくて丸っこい音です。
リアが大きめのシングルコイルとはいえハムバッカーには及ばずちょっと弱いかなと錯覚してしまうほどですヽ( ̄д ̄;)ノ
フロントは音圧上げず抜けさせて、リアはキンキンなりすぎず音圧稼ぐのが理想です。
なので、ポット類はハイが強調される1Mポットにし、コンデンサで歯切れ良さは残しつつ若干元気を無くす感じの0.022μF 200VDC(コーネルダブラー)にしてます。
リアはフロントよりもちょっと控えめな500kポットで、コンデンサはハイファイ感を強めにしトーンを絞ればしっかりと効く0.1μF 400VDC(Aerovox オイルコン)です。以前より音量の差は狭くなったと感じます。
それまでは前後とも、現行販売されてる0.022μF 600VDCのオレンジドロップをつけてました。
耐圧が600VDCだけあって、元気があるモダンな印象でした。中音域が強めに出てきて歪ませるとパワーがみなぎってた気がします(^^;)
プラシーボでもない?
よく、付け替えても変わらないと言われたりしてますが、楽器屋さんで売られてる現行品でなく古めのオイルコンデンサやフィルムコンデンサは試す価値はあると思います。
間違いなく音に芯を感じます。さらに奥行きも感じ取れるかと思います。
とはいえ、全てを試した訳ではないので完全に私感です。気になった方は自己責任でお願いしますね〜。
μF(マイクロファラド)という単位
容量は数値が小さいほど、トーンを絞った時に高音域の削れ具合が弱くなります。反対に数値が大きいとしっかり削られます。
ギターでよく使用される数値で言うと、
0.001〜0.01μF(ハイパス)
↓
0.022μF(抜けさせたい用)
↓
0.033μF(中間)
↓
0.047μF(比較的コモらせたい用)
↓
0.1μF(メリハリつけたい用)
の順で、下に行くほど強く効いてきます。
フロントに容量低めで、リアに容量大きめだと前後のバランスは均等化される方向です。
全体的にコモり気味なギターなら前後とも容量低めにしてもいいかと思います。
と、やりたいようにできるのがまた楽しいんです(笑)
半田ごては改善の余地はありますけど(^^;;
ストラトの配線も変更したんですが、またの機会に…
それでは〜(・ω・)ノ
飽き対策
人間ですからね〜。
波はありますよね…
距離感
自分が触りだしたのは、小学高学年の時に家にあったアコギを抱えた時から始まりました。
ただ、そこからずーっと弾き続けてた訳ではありません。ブランクが数回あります。
寄っては返す波のよう。何か歌詞みたいですが(^^;;
継続は力なりと言いますし、そう思います。が、義務感を感じるようだとまずいと思います。我に返ったり醒めたりで、再びモチベーションを持ち上げるのは容易くないかもしれません。
自然とギター(楽器)との距離が離れるのも仕方ないことだと思います。生活(精神or身体)がいっぱいいっぱいだったり、他に興味が湧いたり…
逆に気分転換も大事だと思うので、適度にハマる趣味は個人的にアリだと思います。
ギター以外の世界
複数の趣味を持つことは飽き対策の1つかと。そのもう1つの趣味で得る事の出来た経験や感情を音楽へフィードバックさせるのも有効だと思います。逆も然りです。
ただ、自分はギターから遠のいた期間中も押入れやクローゼットの奥に追放する事なく、目に入る状態で置いていたので、気が向いた時にチョロっとワンフレーズだけ弾くって事もありました。今思えばサクッと触れる環境はやはり大切なんでしょうね。
弾くだけじゃない
弾く事ばかりがギターではありません。たまには、いつもの弦交換ついでの拭き掃除だけでなく、少しずつバラせる箇所を増やしていき構造を知るのも愛着が湧き有効です。そして、次はあーしてみようとかこーしてみようとか考えるようになりますから(笑)
そうしていく事で、調整範囲も自ずと広がっていくと思います。
弦高調整、オクターブ調整、ピックアップ高調整…
手っ取り早く飽きを予防できそうなのは、やっぱり2本ないしは3本持つのがいいかもしれません。それも、思い入れの度合いにあまり差がない方がより好ましいですね。あの曲をこっちで弾いてみようとかも、楽しむ方法の1つです。
複数持てたら、それぞれのギターを適当に爪弾いてる時、不思議と若干のフレージングの違いに気づけたらおそらくゾクっとします。(笑)
アブない橋
更に突っ込むとピックアップ…となりがちですが、サドルの方が半田付けの必要が無いのでおススメです。結構音が明確に変わりますよ。
もっと踏み込むとポット類(ボリュームやトーン)とか、コンデンサ(キャパシタ)、配線材やハンダ、ノイズ対策やサーキットアレンジ…
ピックアップ交換の前にそれらを経験できれば、しなくて済むようになるかも?
明らかに、持ってるギターとやりたいジャンルが不釣り合いだと厳しいですが。
配線とかに気が回るようになると、次は木材にまで気が回りだします(笑)メイプル、アルダー、アッシュ、マホガニー、ローズ、エボニーなどなど。そして柾目とか、板目とか、追柾目とか。
何か、脱線しまくりましたね…
ギターとの向き合い方
家で弾く人はスタジオに行ってみたり、環境を変えてみるのも新鮮で楽しかったりしますよ。
はたまた、楽器屋さんのハシゴとか入り浸りも楽しい時間ですね。お店側にどう思われてるかは分かりませんが(^-^;
店員さんとギターの話をするだけでも知らなかった事を聞けたりすると楽しいです。店員さんからしたら営業トークだとは思いますが、自分は心から楽しんでます(笑)店員さんとの相性にもよりますがね。
そしてそこの相性が良いと、店員さんから買う買わないは別にして弾いてみますか?と言われたりすると大ラッキーです。感謝です。
色んなギターを弾くことは、短時間で自分の感度を上げられるウルトラCなんでしょうね。自分の持ってるギターの良さに改めて気づかされたり、更にもっと良い音がするギターの為に頑張ろう!となりたりします。ハマりすぎるとイケマセンけどね( ̄ー ̄)
上でも下でも色んな価格帯のギターや、売り場で自分が気になったギターに触れさせて頂ける機会が訪れたら積極的に触りましょう!
ただ、買う気満々で吟味する時以外は、1本でも音出しできればもう感謝するほかありません。
今日は、90万のマスビル(マスタービルダー)ストラトと中古のUSAストラトを、それぞれ別店舗ですが弾かせて頂きとても有意義な1日になりました。図々しいですかね(;´Д`A
意識の方向
楽器観点でいうと、1つのモデルでも1本1本違いを肌身で感じると余計に興味が湧いたりします。もっと知りたくなってしまうんです。
それで、もう一本、もう一本… と極力ならないようにしたいものです(笑)
ギターそのものに対する興味と、弾いて楽しむことを上手くすり替えると言いますか、リンクさせれば例え弾かなくても気持ち的には上向きになったりしますよ。
弾く自分と、ギターという存在そのものと、好きな音楽(ギタリストや楽曲)をリンクさせまくりましょう!(笑)
締まりがよろしくないでしょうが、一気に言葉が溢れ出てきたのでこれでやめときます。
それでは〜(・ω・)ノ
69STRAT olympic white journeyman relic
過ごしやすい秋晴れな休日…。
関東の紅葉はもう少し先ですけどね。
ラージヘッド
最近、絶賛ストラトにどっぷりハマり中でして。
ラージヘッドといえば、誰を思い浮かべますかね?
リッチーでしょうか?
インギーでしょうか?
自分はジミヘンですけどね〜
見た目のインパクトは絶大ですよね。もちろん、好きな人にはですけどf^_^;
ラージヘッドのメイプル指板は漏れなく貼りメイプルという仕様に、でも3点止めでなく4点止めで細かく見ると60年代を締めくくるモデルです。
70年代に切り替わると3点止めになりますが。
現在の市場で想像以上にラージヘッドの玉数の少なさに改めて少し驚きました。
しかし、結果的にラージヘッドになりましたがそこを第一に狙っていた訳ではありませんけどね。
あくまで、アッシュボディのローズ指板か、アルダーボディのメイプル指板をかんがえてました。結果、割合的にも当然ながらアルダーボディのメイプル指板が数的優位でした。ので、そちらにしました(笑)
目から鱗
2ピースアルダーと謳われてましたが、こういう2ピースだ⁉︎と目から鱗でした。まるでレスポールの様に表と裏で貼り合わせるパターンも2ピースだなと。先入観では縦に繋ぎ合わせてるイメージしかなかったので勉強になりました。
解体ショー
お持ち帰りした翌日に全部バラしちゃってますが(^^;;
ちゃんと理由はあります!
といったところでしょうか(笑)
ついでに全部外した状態の時にポリッシュで磨きました♪
中身まで知ると何故か愛着湧くのは気のせいでしょうか?(^^)
バラした結果、あるものを数えるチャンスが訪れたので実行しました…
約60本
そう、ストラトは非常にネジが多いんですよ(笑)
↑の写真はボディに直接ねじ込まれているネジです。正確に言えば2本だけ外してません。
ボディ裏のハンガーのネジは大変そうなのでやめときました(笑)
このハンガーのネジを加えると、33本にもなります(@_@)
左上からリストアップすると、
- ネックジョイント4本
- ストラップピン2本
- ブリッジ固定6本
- 裏プレート6本
- ジャックプレート2本
- ピックガード11本
- ハンガー2本(別写真)
ボディ部以外のネジは、
- ペグマウント12本
- リテイナー1本
- ピックアップ吊るし6本
- セレクター固定2本
- オクターブチューナー6本
- ブリッジとブロックの固定3本
これらを全部足すと、63本‼︎
しかもサイズがバラバラ…
また、モデルによってはリテイナーが2つだったり、ペグマウントが7本だったりするので多少前後しますが、ストラト1本に約60本ものネジが使われてるんですね〜。
これまた、雑学が1つ増えました(笑)
案外マイルド
貼りメイプル指板はワンピースメイプルネックより音が丸くなり、ドライブさせると粘っこくなる感じがいいですね。
丁度、ワンピースメイプルネックとローズ指板の中間な印象です。
なので、見た目はメイプル指板ですがワンピースメイプルネックとは違い、そんなにパキパキしてない気がします。ローズ指板よりかは確実に乾いた音ですけどね。
そして、リフトソーン(rift sawn maple)という追柾目で音がやや太くなるらしいです。
更に、ヘッドのデカさも一役買ってるとか買ってないとか⁉︎(^-^;
ヘッドのデカさは置いといても、かなりローズ指板に近いメイプル指板のネックなのかもという個人的な見解です。
高出力気味?
裏のスプリングはジミヘンやSRVに習い、5本張りにしました(笑)ミーハーですいません。
ブリッジをベタ付けにしてても、やっぱりストラトの醍醐味であるバネ鳴りは外したくありませんからね〜。
ちなみにピックアップは、ネック(フロント)がハンドワイヤード69シングルコイルで、ミドル(センター)が逆巻・逆磁極のハンドワイヤード69シングルコイル、ブリッジ(リア)はハンドワイヤードテキスペとなり、シングル三発ながらなかなかな高出力さを感じました。
出会いに感謝
ボロボロ過ぎないかなりライトなジャーニーマンレリックの程よい使用感が成す見た目のかっこよさ、そして変化が起きやすいホワイトボディ、長い目で見ても十二分に楽しんでいけそうなストラトに出会えて良かったです。
それでは〜(・ω・)ノ
2015 true historic 54 les paul standard
過渡期のモデル
オンリーワンスペック、54レスポール。
1953までのトラピーズテール(ブランコテール)から、個別オクターブ調整が可能になったチューン・O・マチックが搭載され始める1956までの1954〜1955辺りで造られたまさにレスポール過渡期モデルだと思います。
日本人向けに表現するならバーブリッジが1番しっくりくるでしょうか。一方、欧米人には "Wraparound brigde" (ラップアラウンド ブリッジ)と言った所ですかね。
テールピースのネック側から通し、エンド側で折り返す方法です。P-90ピックアップ1発のレスポールジュニアや、2発のレスポールスペシャルも同じ機構ですね。
テレキャスサドルは3way派だぜ!って人はハマるかも?(笑)同じくチューニング不器用ですから。更にはシングルコイルピックアップ。
ロイブキャナン氏が手にしてたレスポールもサンバーストカラーではありましたが、機構はまさに54レスポールそのもの。知った時はちょっと嬉しかったり(笑)
隠れ暴れ馬
このタイプのブリッジは良くも悪くも弦がしっかり固定されているわけではないというのも手伝ってか、テンション感が気持ち緩く感じます。そしてレスポールジュニア程では有りませんが、やはり暴れ馬な感じもなくもありません。
オクターブチューニングは左右のスタッドにイモネジがついており、各弦調整ではなく全体的な調整となります。
オーソドックスなレスポールではブリッジから外側にテールピースまで弦が張ってある状態ですが、バーブリッジギターではブリッジとテールピースが同一になっているため少しばかりスケールが短くなっています。微々たるものですけど(^^;
具体的な他機種との違い
57以降のスタンダードとの違いは、
- ピックアップ(P-90というシングルコイル)
- チューン・O・マチックが無い
- ボディがトップメイプル
- アーチドトップである
52・53のトラピーズテール+P-90ピックアップだった仕様から54のバーブリッジに変えられ、56になるとチューン・O・マチックが追加され、更に57になるとP.A.F.へと変更され、そしてゴールドトップからサンバーストフィニッシュになる58・59・60へと繋がっていきます。
こう見ても、54が1番シンプルであり布石になったモデルだと感じます。
いい意味でレスポールっぽく無い
ジャズやブルースはもちろんのこと、カッティングも歯切れよくバーブリッジの醍醐味でもあるコードスロークをジャカジャカさせるだけでも楽しい1本です。ドライブからクランチ、更にはクリーンもイケるクラシックロックにはもってこいのギターですね。スケールが短い割りにサスティーンが意外と伸びて棚からぼたもちでした(笑)
王道レスポールではあるが、ベタではない所が気に入ってます♪
現代塗装では期待薄ですが、いずれ緑青化しないかなと思ってる次第ですf^_^;
やっぱりリフィニッシュかな…
それでは〜(・ω・)ノ
購入までの下準備
楽器屋の年末商戦がジワジワ気になりだす、秋が深まってくる日々。
気が早いようで、そうでもないと思う今日この頃(笑)
1日は長いが、気がつくとあっという間…
歳をとった証拠でしょうかね(^^;)
それは置いといて…
気さくな存在
気軽というかフランクというか弄りやすいギターが欲しい気持ちを抱えています。
↑の写真は以前持っていた、56ヴィンスト(アメリカンヴィンテージストラトキャスター)というFender USA レギュラーラインのストラトです。人生で2本目のストラトになります。
ピックアップカバーとノブ、スイッチセレクターをブラックに、ピックガードを3プライに変更。
未だ想像の段階で実現には至ってませんけど…。人間、想像できることは実現できると誰かが言ってたようなf^_^;
そういう事を考えてる自体を楽しんでる感も否めませんが(笑)
格安で行くか、そこそこで行くか、すら何も決めてません。あくまで、してみようかな〜程度です(^-^;
ストラトビッグウェーブ
キャンディアップルレッドに憧れてたり、ホワイトブロンドを気になり出したり、ってもうフェンダー系丸出しですね。はい、ストラトです(笑)
アッシュボディ+ローズ指板か、アルダーボディ+メイプル指板のどちらかがターゲットになります。
持ってるストラトがアルダーボディ+ローズ指板で、対局にあるアッシュボディ+メイプル指板は極端過ぎるかもと思い、外してます。
希望の色を付加すると、キャンディアップルレッドならメイプル指板で、ホワイトブロンドならローズ指板って具合ですね。
アッシュボディ+ローズ指板や、キャンディアップルレッドのメイプル指板なんて、絶対的に玉数が少ないと思いますけど( ̄∇ ̄)
楽しさ無限大
第2希望は、アルダーならオリンピックホワイト、アッシュならサンバースト…
もう妄想するだけでかなり楽しめます(笑)
つくづくフェンダーの美味しい点をフルに堪能できるギターが、ストラトなんでしょうね。
基本的には、ボディ材2種類+指板2種類(貼りメイプル含むと3種類)のうえ、豊富なカラーラインナップ。
ヘッドストックだってスモールやラージ、更にはリバース。もはや選択肢は無限大!いざ出逢えるかは分からないですけどね…。
ギターは出会い
いっそのこと理想通りにオーダーかけるのも有りでしょうが、やっぱり予期せぬ出会いを大事にしたいです!(笑)
売り場で一目惚れが1番ですからね(^^)
少しずつ何となくですが分かってきた気がします。ピンと来ない言葉で言えば個体差。でも、それしか表現の仕方がないのでしょうか。無機質というか、なんか他にもっと良い言い方がありそうな気がするんですけど。
セミオーダー的になるかもしれませんが、カラーは度外視でとりあえず良い音がする1本を選んでボディを後々リフィニッシュかけるのもアリかも…。と、色々と悪知恵が働くから困ったもんです(笑)
ギターは道具ですからね〜って、前述の無機質じゃ寂しいのも感じてますけどね!矛盾かもですが。
このストラト欲求が続く限り、ワクワクしながら日々の生活を頑張れそうです( ^∀^)
それでは〜(・ω・)ノ
レスポール
秋の夜長には湿っぽい艶やかなトーンが最高ですね。
魅力
見た目、出力の強さ、サスティーンの良さ、柔らかい音色、などなど…。
LP(レスポール)に取り憑かれている人は多々いらっしゃると思いますが、決め手は人それぞれでしょうね。
もちろんネガテイブだと思われやすいポイントだって少なからずあるんですけど、それらを差し引いても魅力の方が勝るって事なんでしょう。
ポットやアンプ
表現力に乏しいと思われがちですが、ボリュームポット・トーンポットを少し絞る状態に変えていくだけでも、フルテンオンリーに比べれば表情が豊かなものになります。
しかし、音楽ジャンル的にそぐわない事もあるでしょうし、どう頑張ってもシングルコイルに比べるとピッキングニュアンスは出づらいです。
そこでハムバッカーでも強弱を活かせる方法の1つに、アンプを弱クランチにすれば可能です。弱く弾けばクリーン、強く弾けば軽いドライブサウンドになるという具合です。これは、LPに限らずハム搭載機種に当てはめることができると思います。
お決まりの組み合わせ
ベタベタですが、やはりレスポールにはマーシャル。歪みなら鬼に金棒。
社会人になってから皆無だったスタジオへ行き、久方ぶりに爆音出してきましたがかなりストレス解消になりました(笑)
月イチでも良いから行き続けようかと企んでます。週末オンリーの個人練なので、交通費入れて2時間でも1500円でお釣りがきます。
と、話が逸れましたが…
アンプ直結だけでも十二分に堪能出来ました。
やっぱりドンシャリ感は否めませんが(笑)
いかにこもらせる事なく中音域を出すかを肝にしてます。この時のアンプイコライジングは気づけば、トラブル・ミドル・ベース全てが10時くらいで収まっててバランスが取れてた気がします。
ギターとアンプの相性が良かったのかなと思いました。
しかし、この時は58ではなくゴールドトップの54だったんですけどね(^^;
次は58の方を持っていてみようかと思ってます。
ヘッドインレイ
これまた、初のゴールドトップを所有してから知りました。
ギブソンロゴのインレイに色の違いあったとは気がつきませんでした。
↓58レスポールのヘッド
↓54レスポールのヘッド
58の方はフィニッシュ仕様としてはV.O.S.(Vintage Original Spec)で塗装面は半艶でメタリックパーツは曇ったり霞んでます。ネジも表面上サビも入ってたりします。
かたや54はVintage Glossで段階的にはテカテカのグロスと、前述したV.O.S.である半艶消しとの中間に位置し、よりメタリックパーツのキラキラ度合いが増した感じになっています。
ちなみにですけど、ゴールドのヘッドインレイの方が個人的に好みです。
キャビティ
折角なので、ポットキャビティも公開します。
↓58レスポール
↓54レスポール
あくまで主観ですが、58の方がぱっと見綺麗だなって印象を持ちました。特にコンデンサの向きが揃っているので。54は何となくとっ散らかってる気がしてなりません~_~;
張り紙も貼ったまま…
ピックアップ
よく目にすることの多い言葉、 P.A.F.
見えないとこの再現もされていて、裏にはその "PATENT APPLIED FOR" のステッカー。もちろんホンモノではなく、ギブソン純正のレプリカです。
そしてピックアップは気にせずこの個体を選んでしまった為に、バーストバッカーなのかそれともそれ以外なのか、何が搭載されているのかは今となっては藪の中。
こもりのないハッキリとした出音なんで個人的に気に入っているので、どういうものが載っていようが気にしませんが(笑)
ちなみに、54はお決まりの石鹸(ソープバー)。
ちゃんとステッカーにも "P90 Soapbar" と記されています。
クリーンではシングルコイルらしく歯切れよく、ドライブさせるとハムバッカーさながらな太めで粘っこい音が出るオイシイピックアップかと。
流行り廃りではなく、単にこのピックアップが自分としては理想的でいて弾いていて楽しいです。当然、シングルコイルなのでノイジーですけどね。
文字が多くなってしまったのでこの辺で。
それでは〜(・ω・)ノ