いいギターとは
気になるギターの下調べ、楽しい時間ですね。
そして、できるだけ良い個体を手に入れたい。
しかしその判断基準は千差万別…
ポイント
判断材料と言われやすい項目は、
- ネックシェイプ
- ボディの鳴り
- ネックの共振
- 塗装方法
- フレット仕様
- 材の使用箇所やピース数
- 楽器自体の重量
- 分離感
- 倍音の加減
- コンプ感(単音・コードの音量差)
- 見た目(オーラ含む)
- 生音
- 出音(アンプからの)
- エフェクター乗りの良さ
- 取り回し(形状・バランス)
- 弾き(抱え)心地
自分が思い浮かべられるのはこれくらいが限界でしょうか。
ザッと思いつくまま挙げてもこんなに出てきます(;´Д`A
かと言って、売り場でメモメモできませんしね(笑)
変えの効かないところ
やっぱり、ネックが最重要でしょうね。
握り心地がしっくり来なければ、いい音が出るわけもないと悟りを開いた今日この頃です。
それくらい大事だと思います。
いくら見た目も仕様もドンピシャだったとしても、やがて気持ちが醒めていきますからね。
なので、音出しより握ってナンボかなと。
ほかにネック関連で言うとすれば、低音弦を1本強く弾いてみてネックやボディにその振動が行き渡るようであれば、よい個体だと思います。
音楽性
やる音楽性によっても、選択肢が多少なりとも変わってきます。
ハードロックやメタルは、出力高めだったり、ハイポジが弾きやすかったり、エフェクター乗りがいい、というようなものがいいのではないのでしょうか。
鳴り
1番他人の意見があてにならなく、楽器の生命線でもあります。
売り場以外では色んな意見を汲み取って、売り場では自分の直感を信じましょう(笑)
としか言いようがありません(^^;;
生音についても賛否両論。
塗装についても賛否両論。
倍音についても賛否両論。
と、並べてもしょうがないので、自分の考えを提示しときます。
生鳴りの大きさは、芯のある音が出る素質がある個体だと感じます。また、アンプ直結やペダル(エフェクター)少なめなら、なお生きてくる項目かと。弦高、オクターブ調整、ピックアップ調整、などの微調整が必須ですけどね。
塗装については、見る楽しみも兼ね変化の起きるラッカー塗装が好みです。当然ながら外見が変われば少なからず音も変わると思います。ラッカーギターは扱いが煩わしいと感じる意見も見られますが、大事に扱う動機にもなりますしある意味助かってます。ケースを開けた時の甘い匂いも好きなんで(笑)
完全に個人的ですが、中域(3〜4弦)がよく鳴るギターは全体的にバランスが取れてる良いギターだと思います。極端な高音キンキンや低音ブーミーは魅力を感じません(><)
最後に
実のところ、味を持った各モデルに一定のコアなファンがいます。ヘッド落ちしようが、座って弾けなかろうが、チューニング安定しなかろうが、ハイフレット弾きづらかろうが、これだ!と感じたなら使えば良いんです。でも、中途半端な気持ちならやめといた方が無難かもしれません。
しかし、確率論でいうと絶対はないので、もしかしたら自分に合うかもしれません。その時の気持ちで判断して下さい。ある種、ギャンブルみたいですが…。
また、売り場での予期せぬ出会いもありますし、それを見過ごしたら次来た時に有るかさえも分かりません。なので、ちょっとでも気になったものを発見したら(店員さんに断って)触ることをオススメします。
極論ですが、自分がイイと感じるギターならば、それはよいギターって事です♪
それでは〜(・ω・)ノ